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スタジオオレンジ、藤原の白黒写真セレクション

こんにちは!奈良市のフォトスタジオ、スタジオオレンジの藤原です。
最近髪の毛が無法地帯のように伸び、分け目がわからなくなった彼らは、
あらゆる方向へとうねっております。
天然パーマの藤原はうねりを押さえる為に、天然の上からパーマをかけていたんですが、
最近忙しさにかまけてケアを出来ていなかった訳です。
藤原の爆発ヘッドを見れるのは今だけですよ!

誰が見んねん!というツッコミは置いといて、

今日は『白黒写真』について。

スタジオオレンジのフォトグラファー内で、結構認知されているんではないでしょうか。

『藤原は白黒が好き』

と言う事。

いつも白黒写真を撮ってくると、『まーーた藤原くんや!』と声が聞こえています。
いいじゃないですか。好きなんだから。

白黒写真って、どんな写真かと言うと、

こういった写真。
全ての色が白と黒とグレーに振り分けられます。

携帯のアプリ等で簡単に撮れるので、かなり一般的になったのではないでしょうか。
といっても、写真は元々白黒写真。カラーが出て来たのは、1930年ごろ。
案外最近のお話なんです。

そしてカラーが一般的に認知されたからこそ、逆に白黒写真に価値が出てきたのではないでしょうか。

白黒写真って色を抜くだけだし、簡単なんじゃない?と思うかもしれませんが、
実はいろいろと難しい要素があるんです。

写真って大体が『色』と『形』で構成されていると思うのですが、(もちろんその他大事なことはいっぱいあります)
白黒にすると、『色』の情報が減って、『形』が非常に目につくようになります。

2人に差し込む光がくっきりと『形』として見えますよね。
真っ黒な背景に人物の肌が白色で入ると自然と人物に目が行きます。
その分、余計な物が入ると、ゴチャゴチャして、
どこを見たら良いか分からなくなってしまったり。。

光とも相性が良くて、顔にかかるライトも白黒写真だと、パキッと『形』として残してくれます。
道着を着た彼も、少しドラマチックに。

白黒にすると、情報量が少なくなる分、写真自体のストーリー性が非常に大切になってきます。
ただ歩いている女の子を白黒で撮っても素敵じゃないでしょう?(よほどの美人なら話は別です。)

藤原も撮影するときは家族や兄弟のストーリーを感じる時によく撮影しています。

お父さんとお揃いのサングラスを持って来てくれて、ご家族でぎゅーーっとしてもらった一枚。
白と黒だけだけど、どこか暖かい写真になったのではないかと思います。

白黒写真って良さも悪さもある難しい要素ですが、
使いこなせば写真の幅も広がってとても楽しいですよ?

もちろんカラー写真も素敵です!
白黒ばっかり撮るな!と怒られそうなので、藤原もほどほどに。。