小さな命の誕生
こんにちわ♡奈良市写真館スタジオオレンジ オレンジの母中根でございます。
今日はとっても嬉しいお話です。
実は、2回目のブログでお話しさせて頂いておりました、娘の部屋に置かれたベビーベッドの主がやっと戻ってまいります。
でも、無事に我が家に戻るまで、約1ヶ月小さな小さな命は、本当に頑張ってくれました。
実は本来、娘の出産予定日は7月10日だったのですが、1ヶ月も早く6月10日の出産になってしまいました。
6月8日、娘から出血があったので病院に行くと連絡があり、翌9日には血圧が急に上がり、高すぎるので大学病院に緊急搬送されることになると・・・
連絡を受けたものの、次の病院がわかるまで動くこともできず1時間・2時間と時間ばかり過ぎて、時計と携帯を見つめて、過ぎる時間は、本当に長く感じました。
夕方になってやっと連絡がつき、医大病院に搬送されたことがわかり、駆けつけました。
その日は一日状態を見る事になったのですが、翌日様子を見に行くと、血圧が下がる気配がなく、母体の症状と、お腹の子供が35週になっているので、やはり帝王切開で緊急手術をすることになると告げられたのです。
1ヶ月も早い出産で、子供は本当に大丈夫なのか・・・
なかなか授からなかった中やっと念願叶って妊娠できたのに、娘もお腹の赤ちゃんも無事に出産できるのか・・・
その時、娘夫婦には大丈夫だから・・と、自分を安心させる様に話してはいたものの、
このあといったい何が起きるのかと不安で不安で、何とも言いようのない時間でした。
主治医の先生から、帝王切開の話をされてからは、バタバタと異様な雰囲気の中、手術の準備が始まり、娘は手術室へ・・・
約1時間で娘は戻ってきたのですが、赤ちゃんは呼吸がしんどそうなのでICUに入っているとの事。
その後、娘にはすぐに会えて、後産で辛そうにはしていましたが、しっかりしていたので一安心しました。
でも赤ちゃんは、色々検査があるとのことで、なかなか顔を見る事も出来ませんでした。
1時間ほど経ってやっと先生からの説明があるからと、赤ちゃんの父親とわたしが新生児集中治療室 NICUに呼ばれていきました。その時の気持ちはどうか元気でいてくれます様にと願うばかりで、心配を口に出すこともできず、不安な気持ちで胸が痛くなっていました。
娘夫婦も多分同じ気持ちだった事と思います。
NICUでは、治療室の中に入れるのは、赤ちゃんの父親と母親のみで、祖父母は廊下からガラス越しに見れるだけでした。
窓から見た赤ちゃん。。。口の中には呼吸を助ける管をとおしてあり、心電図の線や、まだ小さすぎて母乳を自力で飲むことができないので、お鼻にはチューブが通っていました。
小さい、本当に小さい。。でも確実に母親のお腹から出てきて、自分で頑張って、頑張って呼吸をしているのです。
保育器に中で、眠っていました。
時々ちいさな手を上にあげて、この世に生を受けて自分の幸せを掴みよせているかの様にも思えました。
「はじめまして、あわてんぼうさん。」
遠目にしか、見れなかったのですが、なんだが手が大きいんです。
きっと幸せをいっぱい、いっぱい掴んでくれることでしょうね。
この子は生まれてきた時、つらい思いをしたのだから、これからはきっと何があっても大丈夫!!!
そしてあなたは、まわりの多くの人たちに助けてもらったのですよ。
異常にすぐに対応して下さったクリニックの先生。
常に満床状態の所、受け入れて下さった、医大病院。
そしてあなたの為に、誰もいない部屋で3時間ごとに母乳を搾乳して、毎日病院へ通ったあなたのママ。
1時からの3回の授乳を夜8時まで病院ですごして、ずっとあなたのベッドの横についていました。
きっと、元気に、大きく、大きく育ってね。
さて、1ヶ月も早く生まれてきたので、さあ!!!名前は。。。
パパとママは、大変です!!!
まだ余裕があると思いきや・・・さてさてどんな名前になるのかと、ババちゃまは気楽に楽しみにしていました。
命名 理仁(りひと)くんです。
婆バカ・・・いい名前ですね(笑
今日、りーくんが我が家に戻ってきます。このブログを書き終えて仕事が一段落したら、オレンジの母は、早退させて頂きます。ごめんなさい。
初めての出産で不安な娘に、少しでも一緒にいられる様に、早く帰らせて頂ける様に気を配ってくれているスタッフの皆には、本当に感謝です。
ありがとうございます。
さてさて、今日はお赤飯ですね。
さぁ!!わたくしの第3の人生♡ これからますます忙しくなる、オレンジの母。
家族が増えて、楽しみです。
スタジオにお越しになられるご家族の皆様も、色々な想いがおありだと思います。
オレンジの母をスタジオで見かけたら、いつでも呼び止めて、お話しを聞かせて下さいませ。