お紐銭って何?いくら?お礼はどうする?
こんにちは、奈良市のフォトスタジオ・スタジオオレンジの岡崎です。
今日はお宮参りの際の風習である、「お紐銭(おひもせん)」についてご紹介します。
お紐銭ってなに?
では、「お紐銭ってなんなんだろう?」そんな疑問を持つお父様お母様は多いのではないのでしょうか。
ずばりお紐銭とは、お宮参りの際にご親戚からいただくお祝いのお金のことなんです。
その形は地域によって様々なため、「必ず準備すべきもの」ではありません。
当店にお越しくださる方も、お持ちいただく方もおられれば、お持ち込みがない方もおられます。
お持ち込み頂いた方は、一緒にご撮影させて頂いていますので、スタッフにお声がけ下さいね。
撮影はスタジオ撮影?出張撮影?
スタジオ撮影ではご家族撮影はもちろん、お子さまの1人撮影やご兄弟撮影、今しか撮れないはだかんぼのお写真も◎
お子さまの成長記録をしっかり残せるんです。
出張撮影ではご祈祷当日の様子とご家族写真を撮影いたします。
お宮参り当日の思い出にぴったりです◎
どちらも魅力的なポイントあって迷っちゃいますよね。
だからスタジオ撮影と出張撮影の両方をするのも人気なんです!
お紐銭の準備の仕方
では、お紐銭の準備の仕方をご紹介していきます。
準備するものは4つです。
《準備物》
・ご祝儀袋
・筆ペン(マジックでも良い)
・中に入れるお金
・着物につける用の紐(水引・麻紐など)
ホームセンターやスーパー、100円ショップ、ドラッグストアなど販売してます。
※店舗などによってはない場合があります。
水引がどこで売られているのか悩む方も多いかと思います。
Amazonや楽天などのネットで購入すると、全て揃って注文出来るので良いかもしれませんね◎
ご祝儀袋はどれを準備する?
実は、ご祝儀袋にも種類があるんです。
・花結び
結び目が何度も結び直せることから、繰り返して欲しいお祝い事に向いています。
・結切り
一度きりであって欲しい場合に用いられ、結婚祝い、弔事、お見舞い、快気祝いなどに用いられます。
出産祝いなどの何度も繰り返してもおめでたい出来事には不向きですので、お気をつけ下さい。
・あわじ結び
縁起の良いアワビの形に似ていることから鮑結びとも呼ばれます。
末長いお付き合いの願いも込めて慶事と弔事の両方に用いられます。
つまり、お宮参りのお紐銭には、結切りのご祝儀袋は不向きということですね。
現在たくさん可愛らしいご祝儀袋があるので、そういったご祝儀袋でも問題ありません。
たまに、熨斗が書かれていない封筒に「ひも銭」とお名前のみを書かれている場合もあります。
一番はご家族様の気持ちが大切、ということですね。
ご祝儀袋には何で書くの?
ご祝儀袋には毛筆で書くのが本来でありますが、現在ではそのようなことは難しいですよね。
なので、筆のかわりに筆ペンで書いていただくのでも良いです。
筆ペンがない場合は、サインペンなどで書いていただいても良いです。
大きくはっきり書ける、というのがとっても大事なんです。
なので、ボールペンや鉛筆などで書くのは避けましょう。
ご祝儀袋の書き方
外袋と内袋と2種類あり、書き方が異なりますので注意してください。
書き方は下記を参考してください。
表書き (水引の上) |
「御紐銭」「御祝」「ひも銭」「おひもせん」等 |
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表書き (水引の下) |
贈る方の氏名 |
内袋〈表〉 | 中央に金額を記入する。 ※金参阡円・金伍阡円などの大字(だいじ)を改ざんや間違いを防ぐために用いられることがある。 ※「三」「五」など普通の漢数字でもマナー違反ではない |
内袋〈裏〉 | 左下に贈る方の氏名と住所 |
・他のお飾りと一緒に吊るせるように、袋に小さな穴を開けて水引を通しておいて下さい ※お金に穴が開かないように注意して下さい※ |
お紐銭の相場は?いくら入れる?
お紐銭の相場は、贈る方の立場によって異なります。
祖父母 | 5,000円〜1万円くらい。 両家の祖父母で事前に話し合い、お紐銭を贈るのかどうか、贈る際にはいくら包むのかを決めておくのが良いです。 |
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パパママの ご兄弟 |
3,000円〜5,000円くらい。 お宮参りのお祝いを送らないご兄弟お多いですが、お祝いの気持ちとしてご用意される方もおられます。 |
パパママの 仲の良いご友人 |
3,000円くらい。 お宮参りのお祝いを送らない方の方が多く、「ご祝儀袋では大げさだな」と思われる場合は、お祝い向けのポチ袋に入れてお渡しされるのも良いです。 |
・不吉なことを連想するとされる「4(死)・6(無)・9(苦)」が付く金額は、慶事の際にはふさわしくないため避けましょう。 ・慶事に渡す御祝儀は奇数が好ましいとされています。贈る相手との関係性を考えて金額を決めるのがおすすめです |
お紐銭はどう使うの?
基本的にはお紐銭は、お宮参りの際には赤ちゃんの着物に吊り下げてご祈祷していただきます。
手順はこちら。
1 | 袋の右上か左上に穴を開ける |
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2 | 用意した紐を通して、一度結ぶ |
3 | 輪を作るように紐の端を結ぶ。 ※輪を作らず着物にしっかり結ぶ場合もありますが、お参り後に外すのが非常に大変なので、輪にしておくのがおすすめです。 |
4 | 赤ちゃんの頭とは反対の着物の帯に通して、そのまま着物を抱っこしている方にかける。 |
文章通りやってみるけれど、ちゃんとできてるか不安…
という方は撮影時に実際につけながらご説明しますのでお声がけくださいね!
ご撮影前にお宮参りに行くから事前に教えてほしい、という方はぜひスタジオ見学へ◎
お紐銭の他にも、さまざまな小物がありますので、その付け方も一緒にお伝えいたしますよ。
お宮参りが終わったらお紐銭はどうするの?
お宮参りが終わったらお金を取り出して処分してもかまいません。
処分方法に決まりはありません。
白い紙に包んで捨てたり、神社でお焚き上げをしてもらったりすると、贈り主の赤ちゃんへの気持ちを無下にすることなく、処分することができます。
お宮参りの思い出や、いただいたことの記録として保管しておく方もおられるので、ご家庭にあった方法を試してみてくださいね。
お紐銭のお返しはどうしたらいいの?
お紐銭はのお返しは、基本的には不要です。
お宮参りの初穂料や、ベビー用品を買うためなどに使用するのが良いです。
もし、お返しをされる場合には、半分から1/3程度の金額のお菓子などを贈るのがおすすめです。
お宮参りで撮影した赤ちゃんのお写真やお手紙も一緒に送るとより喜ばれること間違いなしです◎
写真スタジオでの写真撮影
忘れてはならないのが、写真館での撮影の予約。
お宮参りのことは考えても、写真のことまでは考えていなかった!
と直前のご予約もたくさんあります。
フォトスタジオでは、外では撮影できないきちんとした家族写真、お子様のお一人撮影、裸ん坊の撮影と多彩に撮影することができます。
裸ん坊の撮影はまるでニューボーンフォトのよう!
ぜひ、そんな撮影もお楽しみ下さいね。
スタジオオレンジではママの着物の着付けも出来ます
ママの着付けもお任せください!
赤ちゃんの支度もして、自分も美容院に行って、など、ママはとっても大変!
スタジオオレンジではお母様の着付けも出来るので、ママもお着物の支度をして、写真を撮って、ご祈祷にお出かけすることが出来ます。
※撮影の時間によっては先にご祈祷の場合もあります。
写真撮影の時間に合わせて美容院の予約をしなくても良いので、とっても楽チン◎
絶対に母乳での授乳だから、写真だけ着物を着て撮って、お参りにはワンピースで行く、というプランも可能です。
ぜひ、一度ご相談のお電話を下さいね。
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