何年経っても楽しめる七五三
こんにちは。
春日大社の近くにある奈良市の写真館、スタジオオレンジ奈良店の八木です。
お盆も過ぎ、夏休みも終盤ですね。
私は数年前までは毎年、祖母の家に親戚みんなで集まりお盆を過ごしていました。
スイカやおはぎを食べたり、バーベキューをしたり、海や川に行ったりと夏を満喫。
今年はそうはいきませんでしたが、せめてお盆らしいことをしたいと思いおはぎとスイカを食べました。
食べることが大好きな私は、どうやら食で季節を感じているようです。(笑)
どちらもとても美味しかったですが、祖母の作ったおはぎや畑で採れたスイカが少し恋しくなりました。
みんなにも会いたいなとカメラロールを遡っていると、面白い動画を見つけたので少しご紹介しようと思います。
20年前の七五三の前撮りで大盛り上がり
実家のリビングには、3歳の私と1歳の弟、7歳の私と5歳の弟が並んで映る七五三のお写真が飾ってあります。
親戚が遊びに来た時にこの2枚のお写真で大盛り上がりしたという動画です。
遊びに来ていたのは6歳の女の子と4歳の男の子、そのパパとママです。
写真に写る私たちと同じくらいの年齢の2人に「これだれ?」と聞いたときのこと。
ドレスを着た私を指さし尋ねるとお姉ちゃんが、みうちゃん…?と答えてくれました。
ほっと一安心し、その隣に写る弟を指さし尋ねると2人とも首をかしげてしまいました。
大人たちは大笑い。
「○○だよ。」と教えてあげるも、弟くんは「ちゃう!」と即答。
その言葉に大人たちはまた爆笑しました。
3歳の七五三はちょうど20年前のお写真です。
180㎝以上もある背の高いお兄さんになった弟の姿しか知らない2人には、別人に見えたようです。
気付いてもらえた私は、あの頃の可愛さが残っているということにしておきました(笑)
パパやママだけでなく、お子さんにとっても素敵な思い出
せっかく七五三のお写真で盛り上がったのだからと、母に当時のことを聞いてみました。
一言目は「ヒヤヒヤした」でした。
フォトスタジオでお写真を撮ってもらうのはこの七五三が初めてだったため、ちゃんといい子にできるか不安だったようです。
「ヒヤヒヤした」や「緊張した」という言葉はお写真選びの時にもお母さん達からたまにお聞きます。
じっとしていられるだろうか?泣かないかな?笑ってくれるかな?
撮影前は色んな不安があるんだな、と感じていましたが私の母も同じ気持ちだったようです。
特に不安だったのは当時1歳の弟。
お得意のハイハイですぐどこかに行こうとじっとしてくれなかったようです。
お写真には手毬が映っているのですが、それは弟の気を惹くためにスタッフさんが頑張ってくれたからだと母は話していました。
さすがに私は覚えていませんが、母はかなりはっきりと覚えているようでした。
20年も前の話なのに、こんなにも覚えてくれていることはとても嬉しかったです。
7歳の七五三は、私にも記憶があります。
大好きなベルになりたくて、真っ先にイエローのドレスを選んだことや、チークやリップを塗ってもらって嬉しかったこと。
お写真を見るとほんの少しだけれど思い出す、大切な思い出です。
カタチに残すことの大切さ
いつも何気なく目にしていた七五三のお写真。
こんなに時間が経ってからも誰かに見てもらえて、その話で盛り上がることができたのは見える場所に飾ってくれていたからなのだと思います。
「飾れるものでお写真を残したい」「いつでも見返せるようにアルバムにしたい」「いつか子どもたちが家を出るときに持たせてあげたい」
お写真選びでは、色んな思いをお母さん達から聞かせて頂くことがあります。
その度に、いつかその思いがお子さんに伝わる日が来ればいいなと思っております。
何年、何十年たっても皆様から愛される大切な思い出、お写真になりますように。
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